九州地区に次いで２番目に温泉湧出量が多い地域である。
　 北海道には、「千島火山帯」と「島海火山帯」があり、高温泉（４３℃以上）でかつ量も多い。この火山帯に入らない地域は日高と上川宗谷留萌網走であるが、北海道地域は古い地質年代の少ない地域でもあり、地下深部の地熱は高い傾向にあります。

　 札幌から函館側は「鳥海火山帯」で、札幌から国後方向の中央部は「千島火山帯」といい、この地域は浅深度でも温泉湧出の可能性は高い。
　 日高・上川や宗谷地域は火山帯からはずれているが、深部には熱源を有していると考えられるので、高温泉の比率は低いが可能性はあると考えられる。